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RK・PRKニュース No23 2010年 1月

冒頭の挨拶

こんにちは、参宮橋アイクリニック院長の奥山公道です。1983年に、我が国で初の近視手術専門眼科クリニックを開院して以来、2万例を超える近視手術に携わり、今年で26周年を迎えることができました。私が眼科医として、最も喜びを感じる瞬間は、術後の定期健診で、近視の悩みから解放された皆さんの表情が明らかに明るく変わってきたと実感できる時です。

「性格がとても前向きになりました!」

「メガネやコンタクトの苦労がなくなり、仕事や趣味に没頭できるようになりました!」

こんな声を聴くたびに、私の仕事は、視力の改善・回復にとどまらず、近視に悩める方の人生に、笑顔をもたらすことだと感じてきました。

今年は、レーシック手術に関する否定的な報道がありました。皆さまにはご心配のことと思いますが、ご存じの通り、当院の採用するフラップレス・レーシックは、施術方法が全く異なり、角膜にフタを作らずレーザーを当てるのみの手術ですので、安心・安全の手術です。皆様には、引き続き、レーシックフラップレスに自信を持っていただきたいと思います。


今、レーシック・フラップレスが選ばれている理由

最大のメリットは、老眼になりにくい「多焦点性レンズ」

通常行われているレーシックと、当院が行うレーシックフラップレスとを比較した際に、レーシックフラップレスの最大のメリットは、老眼になりにくい「多焦点性レンズ」が得られることです。





■太い立体エキシマレーザーを用いた
レーシック・フラップレスは、スムー
ズなエネルギー分布を有する。
  

■角膜の蒸発面は平滑かつ多焦点性で老眼
が早まることはない。

レーシック・フラップレスでは、フタを作らず、直接太いレーザーを一括照射することにより、角膜を立体的に加工することができます。レーシック・フラップレス施術後の多焦点性の角膜は、読書をするような30cmの近距離も、車を運転する時のような遠い距離にも、少ない調節負荷で焦点を合わせることができます。

しかし、通常のレーシックでは、フタをめくり、細いレーザーで走査照射して角膜を削るため、立体加工ができずに、平らな屈折面になり、単焦点性の角膜が作られます。たとえば、遠くを見るためのメガネやコンタクトで、急に近くを見た時に、頭がクラクラしたり、頭痛を経験したことがある方もいらっしゃると思います。これが、単焦点性による調節緊張と呼ばれるものです。


■コンタクトレンズを装着した
単焦点性の角膜


レーシック・フラップレス
施術後の多焦点性の角膜



 
左は、コンタクトレンズを装着した「単焦点性」の角膜解析図です。角膜はコンタクトに覆われて平坦になり、全体が青一色になっています。

 右のレーシック・フラップレス施術後の「多焦点性」の角膜は、調節負荷が少なく、眼精疲労が起きにくいのです。中央の黒点は、瞳孔の中心を示し、青色の部分は、屈折力が弱く、遠くの見やすさを、周辺の薄緑色の部分は屈折力がやや強く、手元の字の見やすさを確保しています。

 銀座眼科の集団訴訟に時を合わせたように、「週刊文春」(2009年8月6日号)にて、“院内感染だけではなかった「レーシック手術が危ない」”という表題で、調節緊張による患者9人の訴えが掲載されました。40歳前後の患者さんにレーシック手術を行えば、調節緊張が強調され、様々な不定愁訴(「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」、「目が乾く」などの、何となく体調が悪いという自覚症状)の症状が発生する場合があります。

 単焦点性で、過矯正気味の矯正を受けた場合は、読書やパソコンなどの近距離でものを見る場合に、常に調節を強いられ、患者さんは、想像しなかった新たな眼性疲労や、じっと眼を凝らして見つめるために、瞬きが減り、ドライアイを実感することになります。
今後、このような患者さんを増やさないためにも、過矯正を回避するために、術前は少なくとも1週間コンタクトレンズを外し、できればレーシック・フラップレスの様な多焦点性を持たせる太いレーザーによる一括照射の普及が望まれます。

 反面、レーシック・フラップレスにも課題があります。術後の2,3日の異物感や痛み、また上皮再生に3,4日でかかります。再生のされ方によっては、さらに視力が回復するまでに時間がかかる場合があります。

 特に、強度〜最強度近視の矯正を図った場合に、多量の角膜組織を蒸散(蒸発)させるために、その期間が長引くのです。綺麗に上皮が生え揃うまでの間は、不正乱視が見られ、メガネによる矯正視力が低下する現象も伴います。また多量の蒸散に対する生体の反応(上皮の再生が激しく起きる)を見越して、屈折矯正量を多めに設定します。したがって、術後の一定期間(1〜3週間、人によっては1〜3Dの老眼鏡を使用する場合もあります)、遠視状態を体験するので、レーシックのように翌日から視界がクッキリというわけにはいきません。

 ただし、従来PRKやスーパーPRKが持っていた課題としてのヘイズ(レーザー照射面に起きる、一過性上皮下混濁)に関しては、点眼薬(MMCマイトマイシンC)によって、予防が可能になりました。
それぞれに、メリット、デメリットはありますが、長い目で見れば、どちらの手法が良いのか、迷わず答えを出していただけると思います。これからも我が国、唯一のレーシック・フラップレス施術クリニックとして、レーザー近視手術を心掛けていきたいと思います。(参宮橋アイクリニック・奥山公道)



銀座レーシック事件について
(緊急対談と屈折矯正手術の合併症実態調査)
参加者:近視手術友の会会長 須田八重子 
     参宮橋アイクリニック院長 奥山公道


表 報告された合併症(眼数)

手術に関係すると思われるもの 手術に関係しないと思われるもの
角膜感染症      57(43)  網膜剥離             7 
フラップの不具合   11( 1)  網膜裂孔             1 
不正乱視        9( 1)  黄斑前膜             1 
角膜混濁       12( 6)  ぶどう膜炎             1 
上皮迷入        4( 1)  その他               4 
ドライアイ        3                           
角膜拡張症       2                            
角膜上皮障害      2                          

()内は某眼科を示す


 2008
6月から20095月の1年間に受診した初診患者の中で、屈折矯正手術にかかわる合併症がみられた場合、その術式、手術施設名、合併症の内容、合併症の詳細と転帰についてのアンケートが行われました。対象は日本眼科学会専門医制度、認定研修施設1155施設で、結果、61施設から114眼の回答が寄せられました。



奥山:銀座事件を受け、日本眼科学会が2008から一年掛けて、レーシックをはじめとするレーザー近視手術に関する調査の発表があり、マスコミが報道しています。

 それによると、角膜感染症57(43)、フタの不具合11(1)、不正乱視9(1)、角膜混濁12(6)、上皮迷入4(1)、ドライアイ3、角膜拡張症2、角膜上皮障害2とあります。( )内が某眼科の症例数ですが、角膜感染が刃を使い回した為に起きたと考えると得心がいきます。ご存知の通り、レーシックは角膜にカンナを掛け、ドア状のフタを作り、フタをめくってレーザーで角膜実質を削った後、フタを元の位置に戻します。フタを作る為、痛みが少なく、回復が早いのです。

須田:忙しい人や痛みに弱い人には良いですね。

奥山:はい。けれども、フタの下に、一度ばい菌が入りこむと痛みがない分、発見が遅れ、角膜の深部に瘢痕を残し、角膜移植を必要とする視力低下がおきます。

須田:角膜移植を必要とする視力低下を以前は、失明と呼んでいたようですね。

奥山:はい、でも不正確な表現です。現代の医学では、角膜移植を失明する人に行いません。角膜移植を必要とする視力低下は、2例の角膜拡張症にも可能性があると思われます。

須田: 銀座眼科は、500人以上の患者さんを手術していた割には、感染症以外の例が少ないですね。

奥山:はい。フタの不具合例と不正乱視例は重なるかもしれません。
須田:今回の事件を通じて、私たち近視手術友の会が推奨する、フタを作らないでレーザーのみを当てるレーシック・フラップレスの比重が高まったように思います。



良い近視レーザー手術を見分けるための4つの視点

安全な近視レーザー手術を受けるには、経験のある医師のもと、適正価格安全な手術方法を選ぶことです。ここでは、当院がモットーとしている4つのポイントをご紹介します。

医師の信頼性

1、専門医であり、経歴や動機が示されている。

手術は10分もかかりませんが、術後のフォローで、少なくとも半年〜1年は付き合いがあります。セカンドオピニオンの観点からも、信頼できる医師に出会うまで妥協しないでください。

医師が親身であること

2、患者さんの状況に適した施術方法・タイミング・値段に親身に相談に乗ってくれる。

当院では、執刀医である私が、術前のカウンセリングから術後の定期検診まで担当します。術後は、緊急連絡先の携帯番号を渡し、24時間対応しています。

●手術の良さ

3、手術を勧める説得力がある。

多数の施術方法があるよりも、お勧めの1つがあり、医師本人や家族も治療を受けていることは重要です。

●手術の価格

4、手術が「適正な」値段設定である。

近視手術は自由診療のため、同じ術式ならば、基本的にかかる費用も同額です。しかし昨今、価格競争の煽りを受け、不適切な手術費用のダンピング競争が過熱しています。2009年、某眼科医によるレーシック手術後による集団感染が発生し、レーザー近視手術そのものが危険である印象を与えました。しかし、実体は施術方法の問題ではなく、本来使い回しをすべきではないレーシック用手術器具のカンナの刃を、多数の患者に使用したのが原因と思われます。他のクリニックで、レーシック・フラップレスではない手術を受ける場合には、患者さんには自らの施術に使った刃(ブレード)を持ち帰る「マイブレード運動」を推奨します!


患者さんの声


朝起きた瞬間から世界がくっきり!
アクティブな毎日を過ごしています!


西郷理恵子さん(女性・オペ時28歳)

■オペ日 両眼 2009年3月27日
■オペ後の視力
 右眼=0.06→1.5・左眼=0.06→1.5


 中学2年の時から、メガネ・コンタクトの生活をしていましたが、最近、レーシック手術を受けた友人が増えてきたことをきっかけに、私も近視手術に興味を持ち始めました。費用対効果を考えても、コンタクトレンズ代を生涯に渡って払い続けるよりも、一度の手術で裸眼生活を手に入れられる方が、ずっとリーズナブルと考え、毎月コンタクトは1か月分しか購入せず、「来月こそは手術するぞ!」と思いながら、インターネットで情報収集をしていました。

しかし、たくさんの種類の施術方式の差が分からず、費用もクリニックによってまちまちで、何を基準に手術やクリニックを選んで良いのか分からないまま、半年以上決断できずにいました。そんな時、趣味のサルサ(ラテンのペアダンス)で出会った方が、参宮橋アイクリニックでレーシック・フラップレス手術を受けていて、今まで調べていた手術とは全く異なり、メスを使用せず、光を見つめるだけで良いと聞き、「これだ!」と飛び付きました。

検査で来院した時に、奥山先生に、レーシック手術と、レーシック・フラップレス手術の様子の動画を見せていただきました。レーシック手術では、刃で角膜をスライスして、それをピンセットで持ち上げているのを見て驚き、改めて自分がフラップレス方式を選んで良かったとホッとしました。

そして、手術も両眼で5分もかからず、本当にあっという間に終わりました。痛みもなく、数十秒間、光を見つめるだけで終わってしまい、片眼が終了した時に、「すごい!!」と感激して思わず声が出て、「ウフフ♪」と笑ってしまい、奥山先生には、「手術中に笑った人は初めてだね。」と苦笑されてしまいました……。

術後は、先生から説明があった通り、2、3日は異物感を覚えたり、2週間は遠視状態で、携帯もパソコンも、最大フォントのデカ文字で生活しました。翌日からスカッと見えるレーシックと比較して、唯一その点だけが難点とは言えます。しかし、手術の安全性や、遠近両用のレンズが作れること、また将来もドライアイや老眼にもなりにくいメリットを考えれば、初期の苦労は何ということはありません。

 今は、朝起きた瞬間から、世界がくっきり見えて気持ち良く一日をスタートし、日々の生活の中でもたくさんの恩恵を感じています。近視手術に関する集団訴訟の報道を見ていて、私は偶然にも、レーシック・フラップレスに出会うことができ、ラッキーだったのですが、本来はもっとたくさんの人が、確実に参宮橋アイクリニックにたどり着いてほしいと思ってしまいました。私も友人たちに広めてきたいと思います!奥山先生を始め、スタッフの皆さんどうもありがとうございました。また、定期健診よろしくお願いします!

■院長奥山から

サルサダンスの先生のご紹介の西郷さん。近視の細い眼がパッチリとなり、ラテン系美女として、踊りにも磨きがかかったのでは? スポーツやダンスをされる方にも、コンタクトから解放される喜びを一段を感じていただけると思います。




いままで以上に旅行が楽しいものになりました!


高田 康平さん(男性・オペ時33歳)

■オペ日 両眼 2008年2月1日
■オペ後の視力 
 右眼=0.1→1.0・左眼=0.1→1.0



 静岡県の富士市にある菓子屋で働いています、高田康平です。

 今、長野の上高地に来ています。最高の天気に恵まれ、夜は満天の星空(流れ星を4回も見ました)朝は朝焼けに染まる山肌、昼は木々の葉や川の水面が輝き、神々しい景色の連続で、まさに神降地“神が降りる地”から上高地になったと言われるに相応しい場所だと思いました。このような景色を楽しめ、温泉を楽しめ、旅行自体を楽しめるのも奥山先生の近視手術あってのことです。とても感謝しています。

上高地のギフトショップで見つけましたキーホルダーをお送りします。お忙しい日々とは思いますが、バードウォッチングなどする機会がありましたらこれを持って行って鳥と会話してみてください。ヒモをリングに通して結べば首にかけられます。

 奥山先生、いつまでも元気で、そして現役でいて下さいね。多くの人が僕のように視力を回復し、人生を楽しめますように。

■院長奥山から

 キーホルダーをいただきました。ワインのコルク状の中身をくりぬいた固い木片と中身の部分の摩擦音が織りなす鳥のさえずりを演出する珍品です。鳥すら間違えそうなさえずりです。眼がよくなって、流れ星とは嬉しい限りです。折角良くなっても、パソコンの画面ばかり見ている人が多いのです。




奥山先生の手術前の“矯正手術講座”をみっちり受講し、手術の恐怖心はナシ!
視力が確実にアップしていき、ワクワクしました!


小林雄二さん(男性・オペ時40歳)

■オペ日 両眼 2008年9月26日
■オペ後の視力
 右眼=0.04→1.5・左眼=0.04→1.5

長く使用し続けたコンタクト・レンズ。それは十分に機能してくれましたが、ここ数年は、経年による眼への負担を感じるようになっていました。かといって、一日中分厚い眼鏡をかけるのは、ライフ・スタイルに合わず、「矯正手術」を意識するようになったのは4〜5年前のこと。周囲にも手術により優れた視力を取り戻した人が出はじめ、オススメの声は増すばかり。実際、歳を重ねればやがてコンタクト・レンズは使用できなくなってしまうし、左0.01と右0.03という裸眼視力では家の中ですら支障がある…。そんな、こんなで重い腰を上げたのは2008年です。『参宮橋アイクリニック』には友人が長年勤務していた関係で、実績と信頼性は“お墨付き”。「眼を手術する」ということに“ビビっていた”私が、なんとか踏み込めた決定打となりました。

 同クリニックにはじめて訪れた日。友人の噂通り、奥山先生の“矯正手術講座”をみっちり“受講”。一般的に知られるレーシックと「レーシック・フラップレス」の違い。手術の方法、術後の経過および定期検査の必要性などなど、時間をかけて、丁寧に教えていただきました。この“奥山ゼミ”にくわえ、術前の細かな検査実施も安心感を高めてくれます。お陰で、手術当日は緊張感はあるものの、恐怖感はナシ。手術も、ほんの数分。カップ麺ができるより、早く終わってしまいました。

 術後。数日は、やや痛みを感じますが、3〜4日後からはこれも和らぎ、視界も徐々に“開けて”きます。そこからは「レーシック・フラップレス」の特長である、ゆっくり、じわりじわりと“見えてくる”状態に移行。手術直後から一気に見えるレーシックよりも、眼標視力にいたるまでに時間はかかるうえ、数週間ほどは手元の文字が見えにくく、光をかなりまぶしく感じられる状態もありましたが、すべては奥山先生の予告通り。並行して視力が確実にアップしていく過程には、けっこうワクワクさせられました。1カ月後には右0.9、左は1.0となり、“近視時代”の眼に対する不安とストレスからも解放。肩から、重い荷物がス〜ッ…と取り外されていくような気持ちでした。そして、手術から3カ月後には、右1.5、左は2.0にまで視力は上がり、順調に1年が経過。現在へと続いています。術後の丁寧な定期検査も、安心感をキープできている大きな要因かも知れません。

 昨今、「レーシック手術」による障害が各種報道でも取り上げられましたが、Gにある病院での出来事は、医療機器の不適切な処理による衛生管理上の問題。Sの病院での出来事は、患者の眼の状態如何に関わらない画一的な手術の施工および、その後の検査体制による問題で、いずれも医療機関としてのモラルがあれば起こり得ない「人為的な事故」です。素人の私の言葉に不安のある方は、ぜひ一度、“奥山ゼミを受講”してみることをオススメします。

■院長奥山から

小林さんは、ライターという職業柄、さすがに観察が細かいですね。私の術前の説明が長いのに、参った様子がありありです(笑)。視力は「眼」で得ますが、満足感は「頭」で得るものです。良い視力を得ても、不満が残る場合も非常に稀にあるので、私は術前の説明を大事にしています。



コンタクト・レンズの煩わしさから解放され、
ダンスも水泳も快適に!!


志田和隆さん(男性・オペ時51歳)

■オペ時 2000年10月17日 50歳
■オペ後の視力
 右眼=0.06→1.5 左眼=0.08→0.8


 
もともと両目とも1.5あった視力が、高校時代、就寝前にベッドで寝ながら本を読んだり、つまらない授業中に、教科書の下に隠した小説を読んだりなどの原因でか、仮性近視となりました。その後メガネを作ってから、だんだんと視力が落ち、0.06ぐらいまでに。スポーツやダンス(サルサ)の時はコンタクトを付けてましたが、その管理が面倒でした。

 RK手術の体験者で、長年の友人である『買ってはいけない』の著者・船瀬俊介氏から、奥山先生が近視手術のパイオニアであることは昔から聞いていて、いつかは受けたいと思っていました。でも、費用の問題や手術への不安から、躊躇したまま10数年経ってしまいました。その間、手術はメスからレーザー方式へと変わり、近視手術を行うクリニックも増え、より手軽なものになってきました。

 そろそろ受けようかな〜、と思っていた頃の2008年の夏に、船瀬氏から誘われて、「友の会」主催の「近視手術25周年記念パーティー」に参加したことで、たくさんの被験者の声を聞き、奥山先生から詳しい説明を聞くことができました。

 これはとてもラッキーでした。実は、その少し前に、銀座眼科でレーシックを受けたサルサの友人から、割引のある紹介をしましょうか、とススメられて気になっていたからです。レーシックの問題点やフラップレスとの違いを奥山先生や体験者の方たちから聞いてなかったら、どうなってたかな〜、と今でも思います。その友人も事件のような深刻な問題はなかったものの、痛みが長く続いたり、霞が出たりと、しばらく悩まされたようです。

 手術は一人で行って、簡単に終わり、そのまま自転車に乗って帰宅でき、とても楽でした。翌日、保護用コンタクトがズレたことで異物感がより強くなったことや、痛み止めの点眼薬を誤って溢して切らしてしまい困った時にも、すぐ対応していただけました。術後のケアまでしっかりしていて、とても助かりました。

 今では、近視用メガネも老眼鏡も要らずで快適です。海外旅行が好きで、それまでは旅先で、格安のコンタクト・レンズをまとめ買いするために、事前にチェックしてましたが、そんなことに時間とられることもなくなりました。先日もバリ島に行きましたが、水泳時に、コンタクトが流されてしまう心配もなく、裸眼で海に潜って楽しむことができました。フラップレスは、レーシックと違い、数回受けることができるので、もし万一また視力が落ちるようなことがあったら、その時も受けようと思います。




夫婦で、手に入れた「見える眼」

裸眼のままでゴルフや旅行を楽しみ、新聞も楽々と読める毎日です!

K.Iさん(男性・オペ時59歳)

■オペ日 両眼 2008年1月12日
■オペ後の視力・右眼=0.03→0.6・左眼=0.03→1.0


 
私は今、改めて屈折率矯正手術を受けて得た恩恵を大いに亨受し、実感しています。なぜなら10日ほど前に負った足の骨折により、今月いっぱいは入院生活を余儀なくされているからです。もし以前のようにコンタクトに頼る生活のままであったら、体が満足に言うことを聞かず、慣れない環境の下で、「見る」能力を確保するためには、相当の不便を強いられていたことでしょう。

私たち夫婦が、参宮橋アイクリニックで手術を受けようと決心した理由も、まさにそこにありました。コンタクトが必要な生活では、万一の時に、起きている時であれば逃げられても、寝ている時間帯であれば、周囲の状況をほとんど見ることができず、また日常の必要なケアもおぼつかなくなるだろうと考え、それらのリスクを解消するためでした。妻は2007年11月と12月に片眼ずつ手術し、私は2008年1月に両眼一緒に行いました。二人とも揃って最強度の近視で、奥山先生からは「当院以外の方法では手術は困難ですから、他のクリニックではきっと断られていましたね。」と言われるほどでした。したがって術後の視力安定までにも、それなりの時間の経過を待つ必要がありました。

 手術から1年半以上経過しましたが、妻は弱い近視用眼鏡をかけて送る生活に満足しています。再手術して視力を更に上げることは簡単でしょうが、分厚いレンズでなければ眼鏡をファッションの一部として楽しめているようですし、これからも一生老眼の心配が少ないので、返ってこのままの方が良いのかも知れません。

一方の私は、奥山先生からいわゆる「レーニンの眼」を与えられたものと思っています。すなわち、遠くは利き眼である左眼で、近くは右眼で見るというデザインにしてもらいました。しかし、年齢(59才)と元々の視力の悪さに起因するのでしょうが、同時に不便な面として左眼の老眼と暗い場所での視力低下(鳥目)が顕在化してしまいました。そうは言っても、裸眼のままでゴルフや旅行をこなせますし、新聞も楽々と読める毎日です。最近では、上記の不便さと白内障予防を補完するために、昼と夜用の補助眼鏡を使い分け、より快適に生活が過ごせるようにしています。

 ところで昨今、近視手術の危険性がマスコミに取り沙汰されています。もし記事の内容が本当ならば、たとえ他院では断られていたにせよ、私たち夫婦は、手軽さと低料金の謳い文句に惑わされなくて幸いでした。そもそも私は、問題となっている手術は、参宮橋アイクリニックで施術されているものと、“似て非なるもの”であると認識していますし、アフターケア体制も十分ではなかったのでは?と推察しています。端的に言えば、私の受けた術式はフラップレスなので、感染症の心配が極めて低く、かつ術後の定期検査、投薬が緻密で手厚いものであるからです。また何より、ただ単に「遠くが見える様になれば良い」が第一義的に追求されることなく、我々夫婦の例のように、クライアント各自の生活様式に合わせ、これからの人生での、見え方の最適化を前提に施術されていると思っているからです。今後、益々普及するであろうこの医療分野に、これ以上被害者や誤解が生じないよう、正しい啓蒙が世間一般に行き渡ることを願っています。

 最後に、奥山先生とスタッフの皆さんへの感謝の念と益々のご発展を祈念いたします。

■院長奥山から

 ご夫妻揃って、マイナス10度以上の強度近視で、まず奥様、次にご主人が手術を受けました。奥様はご主人想い。日本眼科学会のガイドライン破り(マイナス10Dまで)を覚悟の上で手術を希望され、施術させていただきました。

 老眼と再強度近視の狭間にあって、日常生活は軽い近視ですが、薄い近視用のメガネを補助的に使用して生活をエンジョイされています。




ドクター奥山旅行記

     ■インド出会った、様々な動物たち
                                   参宮橋アイクリニック 院長 奥山 公道

寅年生まれの皆様、
 なぜか、干支にはラクダ年はありませんが、インドで出会った動物についてお話しします。

 2009年、9月22日から26日までインド・デリーを中心とする黄金の三角地帯を訪問しました。デリー空港は、現在手狭でここ4、5年のうちに上海を抜く世界最大の空港建設中です。日本からの駐在員の人口は、首都デリーで2000人程度ですが、活気あふれています。反面、荒削りの空港建設現場が着陸時に眼に入り、手荷物が出てくるのが遅い事に違和感はありませんでした。我々の団体は9名、うちカップル3組、残りは男子3名。男子の内訳は、食事を舌づつみを打ちながらのM氏、地方公務員のN君、そして私です。

インドで印象に残った動物は二つ。

まず一つ目は、道路わきのホームレスの群れと共にいた「野良牛」です。なぜ彼らは、さしあたり東京なら、都庁への屋内小路や代々木公園の様な場所にたむろしないのでしょうか。答えは、暑いからです。車が移動する道路わきは、常に風が起き涼しいのです。ヒンズー教の教えは、牛を尊ぶため、労役を終えても牛は屠殺されず、食されず、それなりに大事にされ、餌を貰い、野良牛になります。また、日本でお馴染みの「野良猫」を見かけることはありませんでした。ネズミが神の使いとされ、ネズミは大事に扱われます。ネズミを捕るネコは、ペットどころか人民の敵なのです。

二つ目は、郊外の簡易舗装を駆け巡り、猫の手代わりに大活躍している「ラクダ」です。そのため、野良のラクダは見かけませんでした。ラクダは“ご主人様が、背中で船を漕いでいても、自分で荷物を運んで家まで帰る”と言われる程の優れモノ。オ―トナビ搭載といえます。インドの田舎は、ラクダで楽です。インドといえば、インド像を思い出す人もいるかもしれません。ヒンズー教では、アガネシアというゾウの神様は、力持ちであることで有名です。大昔は、ゾウも鎧甲冑に身を固め、戦車代わりに突撃の先頭に立っていました。しかし、近年、観光客を背に乗せ、摂氏40度の炎天下を限りなく往復させられ、頭に来たゾウがいて、客を振り落とし、足蹴にかけ、事故による犠牲者が後を絶たず、止む無く像からラクダに変わったそうです。




参宮橋アイクリニックが掲載された本のご紹介

『新「名医」の最新治療2010

朝日新聞出版
2009/11/20発売)

昨年度版に引き続き、今年度版でも、近視手術の専門医療機関として、安全で安心な近視手術の認知のために、誌面に協力しています。


『万国科学者図鑑』

PHP研究所  (2009/9/11発売)
万国科学萌
研究会 (著, 編集), 満田深雪 (監修)

日本に近視矯正手術を浸透させ、日本人を眼鏡から解放させたパイオニアとして紹介されています。




最寄駅の三軒茶屋駅内に円柱看板を出しました!

“見える喜び”をイメージした写真が目印です!

駅からの当院までの地図も掲載されています。

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体 験 談

三田村邦彦さん
手術をうけて→

水道橋博士
20年前にRK→


藤田耕司さん
南極探検隊→


水口憲一さん
コンタクトが→


吉田みのりさん
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高校生から→

その他の体験談