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2013年 第26号〜




近視矯正手術
Q&A



Q&Aは手術前に患者さんにお配りしている物です。
参宮橋アイクリニックでは手術の前に小テストをしていただきます。
友の会としては皆さんに70点以上は取って頂きたいと思っております。


近視手術
よくあるQ&A


本冊子の内容は手術説明及び、術後の患者様から実際に質問されたも
をまとめたものです。


Q1 近視とは何ですか?
近視は近視用のメガネや、コンタクトレンズが必要な状態です。遠方がはっきり見えない状態です。

メガネ等は網膜の手前にある結像する焦点を、光の屈折度を弱くして網膜上へ移動させます。
近視の原因としては、角膜のカーブが鋭いことによる屈折性と、角膜から網膜までの距離が伸びている眼軸性、そして両者が混在した混合性があります。通常は小学校上級から、中学校の間に背が伸びるのに並行して眼軸が伸び、めがねをかけ始めるケースが多いようです。

Q2 近視手術とは何ですか?
眼内へ近視のレンズを挿入したり、角膜を削って光の屈折を弱める手術です。眼内レンズは強度近視に有効ですが、角膜をレーザーで削る手術が一般的です。

Q3 近視レーザー手術について教えてください。
レーザーはエキシマレーザーという熱を持たないコールドレーザーを使用して、角膜の表面を削ります。レーザーは太いビームと、細いビームがあります。太いビームは大規模な発生装置を必要とし、エネルギー源であるガス代も高価です。車のエンジンに例えるならフェラーリです。パワーがあるので角膜の表面を直接蒸発させることが可能です。強度の近視や薄い角膜の矯正に効力を発揮します。
近視のみでなく、乱視の矯正も角膜を楕円形に蒸発させて対応します。目に触れずに短時間のレーザー照射なので、将来は太いビームによる方法が安全性の面からも広く普及すべきと考えます。
一方細いビームは、発生装置が軽自動車のエンジンに例えられます。小規模でガス代も安価で小回りがききます。しかし細いビーム故その「エネルギー不足」をカバーするため前処置が必要となります。角膜の上皮をこすって除去したり、カンナがけをしてドアー状のフタを作ります。
前処置は細いビームをスキャンするので、削る部分の定量性を視認するのが困難となり、単にレーザーを照射して対応できないことによります。前処置としてドアー状のフタを作って中身にあたる実質のみを削ることにより、再生する組織の量が少ないため、痛みが少ない、回復が早いという利点があります。しかしカンナがけをすることで角膜の土台として残される部分が薄くなり、角膜拡張症で角膜移植(交換)に至る危険性があります。レーシックの場合、約2500例につき1例と言われています。フタを作らない場合はレーシックの1/20、50000例に1例と言われています。
細いスキャンビームでは、走査するため、患者様の固視に細心の注意が払われます。固視が安定していないと、照射にムラがおきて、不正乱視の原因となります。しかし、不正乱視の治療は逆にムラを作って照射を行うのでスキャンビームが用いられます。
太いビームはフタを作らないため、安全性が高い代わりに治療後の経過が長く、「亀さん、ノコノコ」の方法です。フタを作る細いビームの方法は、治療経過を短縮できますが、角膜拡張症で移植するケースさえあり、「ウサギさん、ピョンピョン」の方法です。カメさんか、ウサギさんかは貴方が決めて下さい。

Q4 近視は治りますか?
治りません。近視の状態を矯正できますが、近視の原因は不明です。推論では、近視眼のコラーゲンの組成が弱まる、コラゲノージスが原因と考えられています。

Q5 近視で失明しますか?
病的に眼軸が伸びることで眼の底にあたる網膜の様々な変化(網膜剥離、網膜出血)で失明することはあります。悪性近視と呼ばれます。

Q6 手術はいつしたら良いですか?
16〜20才以上で近視が安定した状態です。日本眼科学会では、原則として20才以上というガイドラインを定めています。

Q7 メガネ・コンタクトで見づらくなければ、手術する必要はないのですか?
必要はありません。しかし、コンタクトレンズを10年も掛け続けければドライアイの様になったり、酸素不足を補う為に血管が新生したりします。コンタクトレンズの不適切な使用で角膜移植となったケースもあります

Q8 両眼の手術を希望しているのですが。
時間の無い方は両眼1度に可能ですが、原則的には、より近視の強い眼から手術します。他眼はその1週後となります。

Q9 手術をしたら必ず良く見える様になりますか?
必ずしも目的に達しないケースもあります。目標を定めて確実に角膜を削る事ができても、その後、上皮の再生度に眼の個体差があります。
例えていうならば、盲腸手術の傷跡が人によって異なる様な現象です。術後傷跡が平らに治れば、より目的に近い状態と結果が得られる訳です。

Q10 術後の通院は必要ですか?
必要です。レーザー照射後の角膜再生を管理します。

Q11 手術を受けたら目的とする視力が例えば0.01→1.0になりますか?
Q9のお答えと重複します。近視手術は結果を約束して行えません。手術してみないと、結果は分からないし、ましてや視力表でどのラインが見分けられるのかは患者様である貴方しかわからないのです(主観視力)。

Q12 手術の成果を客観的に評価する方法がありますか?
種々あります。それらの方法を使って目標とする角膜を太いビームの場合は蒸散(発)させ、細いビームなら削る度合を決定します。角膜の屈折力を示すカーブや、表面の平滑度、非対称度、透明度、そして網膜上に得られる収差等を含む結像が該当します。

Q13 手術は簡単だと聞いていますが。
すべての医療行為において、簡単なものは全くありません。いろいろな技術の進歩によって、近視をはじめとする矯正手術の成功率は99%以上と言われています。しかし、そのことと、「手術が簡単だ」ということは全く別のことです。そして99%以上の成功率があるということは、逆に言えば1%に近い人たちには何らかの合併症があるということです。

Q14 ということは、合併症が起こったら仕方がないということですか?
そのように理解されてもよいと思います。なぜならば、持っている全ての医学知識を働かせて慎重の上にも慎重に手術を行い、少しでも良好な視力を得てもらうように努力し、かりそめにも、「失明させてやろう」と思って治療はしていないからです。しかし、もし合併症が起きてしまった場合には、それによる視力障害を極力抑えるべく対処します。

Q15 生命の危険に及ぶ合併症もありますか?
あります。麻酔薬や抗生物質のショックなどが考えられます。これらは皮内テストをしても防げないこともあります。どの様な治療においても、生命の保証が100%得られるという治療はありません。

Q16 麻酔は全身麻酔ですか?
目の表面だけの局所麻酔です。このため、手術中の意識はあります。

Q17 大酒飲みなので麻酔が効かないということはありますか?
今までにそのようなケースは見ていません。

Q18 手術は痛いですか?
術前に麻酔をしますので、ほとんど痛くはありません。

Q19 手術中は目を開けていた方がよいですか?それとも閉じているべきですか?
両目を楽に開けて点滅する緑、または赤い灯りを凝視して下さい。その際、ガーゼで被われた方の目を見開いていて下さい。

Q20 手術時間はどのくらいですか?
順調に手術が進行すれば10分前後です。

Q21 手術中に口をきくことはできますか?
口をきくことはできます。何か異常があったらすぐ教えて下さい。

Q22 手術中に頭を動かしたらどうなりますか?
とんでもない合併症を起こす事もあります。動かない様に固定はしますが、患者さん自身も努力して下さい。頭は少しのけぞり加減で顎の部位を固定します。
レーザー発振音が聞こえたら奥歯を噛み締め固視灯を凝視して下さい。

Q23 もし、手術中にクシャミが出たり、喘息発作が起ったらどうしますか?
ひどい場合には手術を中止しなければならないこともあります。無理して手術を続行するつもりはありません。

Q24 手術の日は家族が来なくてはいけませんか?
できるだけ来て下さい。患者さんの励みにもなります。

Q25 われわれは素人ですので、すべてをおまかせして手術をしてもらいたいのですが。
私達を信頼していただいてありがたいことですが、そのような考え方は間違っています。どんな小さなことでも、十分に納得、理解された上で手術を受けて下さい。

Q26 合併症の経験は?
いくつかあります。術後の感染や、角膜が混濁するヘイズで治療したケースです。レーシックではフラップのズレた位置を戻したりします。近視の戻りに対しては、数回の手術をした例もあります。ステロイド点眼で眼圧の上昇をきたし、降圧剤を使用した例もあります。

Q27 再手術は可能ですか?
可能です。角膜の厚さや内皮の細胞数が一定以上に保たれていれば何回でも出来ます。角膜上皮の再生が活発な人は、複数回手術をした人がいます。何回も出来ることはセールスポイントにはならないかもしれませんが、安全でなければ何回も出来るものではありません。

Q28 再手術のタイミングは?
通常6〜8ヶ月後です。


Q&Aをお読みいただいて、疑問や内容について理解していただけたと思います。簡単なテストにご協力ください。正、誤、のどちらかに○をしてお答えください。

1、近視についてお尋ねします。
近視とは、メガネやコンタクトレンズを使用しなければ遠方がはっきり見えない状態のことです。
正     誤


2、近視手術で使用されているレーザービームには、太いビームと細いビームがあります。
正     誤


3、近視で失明することは絶対にありません。
正     誤

4、合併症についてお尋ねします。レーシックの合併症には角膜拡張症があり、PRKにはヘイズがあります。
正     誤

5、手術内容についてお尋ねします。太いビームのレーザー手術では、初めにドア状のフタを作ります。
正     誤

6、PRKは強い近視、薄い角膜の人などにも有効な手術法です。
正     誤

7、当医院では必ず目的の視力に回復させることが出来ます。
正     誤

8、手術後の経過についてお尋ねします。術後の通院は、何もない限りは行く必要はありません。
正     誤

9、PRKは術後の経過が早く、痛みも少ない、レーシックの術後の経過は長く、痛みも個人差はあるが強い。
正     誤

10、PRKは再手術が出来ません。
正     誤

以上です。お疲れ様でした。

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